東京電力のロゴ
提供元: 東京電力ホールディングス株式会社
何でできているか
マークは持たず、「TEPCO」の5文字だけでできています。色は赤の1色です。
形
5文字とも大文字で、全体が右に傾いた斜体です。線はどれも太く、字と字のあいだは狭めに詰めてあります。
2文字目の E には縦画がありません。長さのそろった横棒3本を積んだだけの形で、記号の「Ξ」のように見えます。T も E と同じく、角を丸めない直線だけでできています。
一方で P・C・O は角を丸めた四角に近い形です。前半の T・E は直線、後半の P・C・O は丸みと、字の性格が途中で切り替わります。
色
赤の1色です。影もグラデーションも無く、塗りの面だけでできています。
この作りが効いている理由
E を3本の横棒に置き換えると、その1文字が記号のように見え、5文字の並びの中に目の止まる場所ができます。文字の一部を図形に寄せるときは、読める範囲にとどめることが大事で、ここでは前後の文字と並ぶことで E として読めます。
斜体は前に進む動きを感じさせます。太さと組み合わせると、止まっている文字でも勢いが出ます。インフラのように「絶えず動いている」ことを伝えたいブランドで使いやすい手です。
直線の字と丸い字を混ぜても散らからないのは、太さ・傾き・字の高さがそろっているからです。変える要素と、そろえる要素を分けておくと、ロゴタイプは崩れずに表情を持てます。