伊藤園のロゴ
株式会社伊藤園
何でできているか
左に緑の図形4つを組んだマーク、右に「伊藤園」の漢字3文字を並べています。色は緑と黒の2色です。
形
マークは、片方の端が丸く、もう片方の端がとがった葉のような形4つでできています。とがった端を中心に向け、上・下・左・右に1つずつ置いてあります。4つのあいだには細い白いすき間が通り、それが斜めに傾いた十字になっています。全体は横に広く、少し奥へ倒したように平たく見えます。
文字は筆で書いたような線で、はらいや止めに筆の入りと抜きが残っています。画数の多い「藤」「園」も、線の太さの強弱でつぶれずに読めます。3文字はほぼ同じ大きさの正方形に収まっています。
色
マークは明るい緑の1色、文字は黒の1色です。緑にはグラデーションも影も無く、平らな面だけで描かれています。
この作りが効いている理由
同じ形を回して並べると、ひとつのまとまった図形として目に入ります。細部を知らなくても「緑の葉が4つ」と言葉にできるので、店頭の小さな表示でも見つけやすくなります。すき間を白く残して形を分けているので、単色でも4つの要素が区別できます。
文字に筆の線を使うと、手で書いたときの温度が伝わります。茶のように暮らしの中で親しまれてきた品物を扱う会社では、きっちりした活字より、書の線のほうが商品の性格と合います。
マークを幾何学的に整え、文字に筆の揺らぎを持たせるという役割分担も効いています。両方を揺らすと落ち着かず、両方を整えると硬くなる。どちらか一方に崩しを任せると、全体の釣り合いがとれます。