武田薬品のロゴ
提供元: 武田薬品工業株式会社
何でできているか
「Takeda」の文字を枠の中に収め、その上に太いアーチを架けた作りです。色は赤の1色です。
形
文字は T だけが大文字で、ほかは小文字です。全体が右に傾いた斜体で、線の端や曲がり角が丸く、筆記体に近い柔らかさがあります。T の横棒は長く伸びて、a の上まで覆っています。
枠は細い線でできていて、下辺はまっすぐ、上辺はゆるく盛り上がったドーム形です。角は大きく丸めてあります。その外側に、枠の上辺に沿うように太い弧が架かり、両端は枠より外側・下方まで伸びて斜めに切り落とされています。弧は頂上より両端のほうがやや太くなっています。
色
赤1色で、枠・アーチ・文字のすべてが同じ赤です。文字は白地の上に赤で置かれていて、面の中に抜いてはいません。
この作りが効いている理由
文字を枠で囲むと、ロゴがひとつの「形」になり、置かれる場所の周囲から切り離されます。包装や書類のように、ほかの文字や情報と並ぶ場面でも、枠があればそこがロゴだとすぐ分かります。
上に架けたアーチは、囲むだけの枠に向きと動きを加えています。水平な下辺と弧を描く上辺の組み合わせは、安定と広がりを同時に感じさせる形で、ドームや橋のように「守る」「覆う」イメージにもつながります。
硬くなりがちな枠の中で、文字を丸みのある斜体にしているのもバランスを取る一手です。器を幾何学的に整えたら中身は柔らかく、中身が硬ければ器を柔らかく、と対比させると全体が重くなりすぎません。