第一三共のロゴ
提供元: 第一三共株式会社
何でできているか
上に円形のマーク、下に「Daiichi-Sankyo」の欧文を置いた、縦組みの組み合わせです。
形
マークは大きな円の中に、白い円をひとつ重ねた形です。白い円は上に寄せてあるので、青い部分は下が厚く上が細い三日月になります。円の上端は緑から黄色へ変わる帯で塞がれていて、その下側の縁はゆるく波打っています。
欧文は D と S だけが大文字で、ほかは小文字です。2語はハイフンでつながれています。線は細めで、縦画の端がわずかに広がる字形です。
色
マークの青は、外側の濃い紺から内側の明るい青へ、グラデーションで変わります。上の帯は左端の緑から右の黄色へと移ります。欧文は紺の1色です。
この作りが効いている理由
円の中に円を重ねてずらすだけで、三日月や器のような形が生まれます。図形はひとつの規則から作られていますが、ずらし方ひとつで動きや向きが出せます。幾何学図形でマークを作るときの、少ない操作で表情を付ける方法です。
グラデーションを外側から内側へかけると、平らな円に奥行きが出て、球や水面のように見えます。上の帯だけ別の色相にしているので、青の中で目が上へ向かい、マーク全体に上向きの流れができています。
マークに色と動きを集めた分、欧文は1色で細く、落ち着いた字形にしてあります。役割を分けておくと、マークと文字がぶつからず、医薬品の会社らしい静かな印象にまとまります。