NECのロゴ
提供元: 日本電気株式会社
何でできているか
マークは持たず、「NEC」の大文字3文字だけでできています。色は紫みを帯びた濃い青が1色です。
形
3文字とも横に広く、太い字です。字の高さに対して幅がかなりあり、全体は横長の帯のような塊になっています。
線の太さは一定ではありません。N は左の縦画が細く、斜めの画と右の縦画が太い。C は左側のふくらみが太く、上下の端に向かって細くなり、端は水平に切り落とされています。E は縦画が太く、3本の横画はそれより細めです。
字と字のあいだは狭く、3文字がほぼひとつながりに見えます。角は丸めず、ほぼ直角のまま残されています。
色
濃い青の1色だけで、グラデーションや影はありません。黒に近い暗さがありながら、青であることははっきり分かる色です。
この作りが効いている理由
3文字の頭字語は、字数が少ないぶん1文字ごとの形が覚えられやすい反面、ありふれた書体で組むと他の略称と区別がつきにくくなります。横に広げて太くし、字間を詰めると、3文字が「一語」ではなく「ひとつの形」として目に入ります。形として覚えられると、遠くからでも輪郭で見分けがつきます。
太さに強弱を付けているのも効いています。すべて同じ太さの線だと、太い字はただ重たく見えがちです。縦画と斜め画、ふくらみと端で太さを変えると、字の中に明暗が生まれ、重さを保ったまま引き締まった印象になります。太い字でロゴを組むときは、どこを細くするかを決めると形がだれません。
色を1色に絞っているので、看板から製品の小さな刻印まで、同じ形のまま使えます。