富士フイルムのロゴ
提供元: 富士フイルム株式会社
何でできているか
マークは持たず、「FUJIFILM」の8文字だけでできています。色は黒で、4文字目の I の上の部分だけが赤です。
形
すべて大文字で、線がとても太く、横に幅の広い字です。角は直角に近く、外側の角がわずかに丸められています。字間は狭めで、8文字が1本の帯のように続きます。
4文字目の I は、上下2つに分かれています。上の赤い部分は、下の端が右上がりの斜めに切り落とされています。下の黒い部分とのあいだには、水平の細い白いすき間が通っています。すぐ右の F の縦線からは、左へとがった黒い三角が I に向かって突き出していて、その上の辺が赤い部分の斜めの切り口と一続きの線に並びます。
色
黒と赤の2色です。赤は I の上の部分の1か所だけで、ほかはすべて黒です。どちらも平らな単色です。
この作りが効いている理由
黒で統一した文字列の中に1か所だけ赤を置くと、その1点に目が集まり、ロゴの見どころがはっきりします。赤の面積は小さくても、黒が多いぶん強く見えます。1文字の、さらにその一部だけに色を使うと、強調が行き過ぎず、文字列全体の読みやすさも保てます。
色の境目を水平ではなく斜めに切ったことで、止まった字の中に動きが生まれています。斜めの線が隣の F から突き出した三角にも続いているので、I と F がつながった1つの仕掛けとして見えます。1文字だけで完結させず、隣の字と角度を共有させると、手を加えた部分がロゴ全体になじみます。
太く幅の広い字を詰めて組むと、文字列が1つの塊としてまとまり、製品や看板に小さく入れても形が崩れにくくなります。